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May 05, 2026By Xtrem-A

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スペインでの撮影許可の取り方|現地コーディネーターの視点から

スペインで撮影を行う場合、内容によっては事前に撮影許可が必要になります。
ただ、日本のように全国で統一されたルールがあるわけではなく、都市や場所ごとに対応が異なるのが特徴です。

はじめてスペインでロケを検討する場合、この点で少し戸惑うこともあるかもしれません。ここでは、実務上よくある流れや注意点を整理しておきます。

A group of police officers riding on the backs of horses

どんな撮影に許可が必要なのか
まず前提として、すべての撮影で申請が必要になるわけではありません。

たとえば、少人数でカメラ1台のみ、通行の妨げにもならないような撮影であれば、そのまま行えるケースもあります。

一方で、以下のような条件に当てはまる場合は、事前の許可が必要になることが多いです。

テレビ番組や企業映像などの商用撮影
三脚や照明機材を使用する場合
公共の場所を一定時間占有する場合
観光地や歴史的建造物での撮影
ドローンを使用する場合
特に「商用かどうか」と「機材の規模」は判断の基準になりやすいポイントです。 

スペインの撮影許可の特徴
都市ごとに窓口が違う
スペインでは、撮影許可は主に以下のいずれかに申請します。

  • 市役所
  • フィルムコミッション
  • 各施設の管理者
    たとえばバルセロナの場合は、Barcelona Film Commissionが窓口になることが多いですが、場所によっては別の管理になります。このあたりは、日本よりも分かりづらい部分かもしれません。

 
同じ都市でも場所によって扱いが変わる
少しややこしいのですが、同じ街の中でも撮影場所によって申請先や条件が変わります。

  • 一般の道路 → 市の管轄
  • 公園 → 別の管理部署
  • 美術館や施設 → 個別対応
    ロケ内容によっては、複数の申請が必要になることもあります。

 
許可取得までの目安
申請から許可までの期間はケースによって変わりますが、感覚としては以下の通りです。

  • 小規模な撮影:数日〜1週間程度
  • 通常のロケ:1〜2週間
  • 大規模撮影:数週間以上
    イベントや観光シーズンが重なると、もう少し時間がかかることもあります。

 
実際の進め方
撮影許可の取得は、大まかに以下の流れになります。

 
撮影内容を整理する
まず最初に必要になるのが、撮影の基本情報です。

  • 日時
  • 場所
  • 人数
  • 使用機材
  • 撮影内容(簡単な説明)
    この情報がある程度固まっていないと、申請自体が進められません。

 
申請先を確認する
ロケ地ごとに、どこに申請するのかを確認します。

この段階で「思っていたより複雑だな」と感じることも多い部分です。

 
書類を提出する
一般的には、以下のような書類が求められます。

  • 撮影申請書
  • 保険証明(賠償責任保険)
  • 機材リスト
  • スケジュール
    内容によっては追加書類が必要になることもあります。

 
許可内容の確認
許可が下りると、撮影に関する条件が提示されます。

  • 使用できる範囲
  • 時間帯
  • 制限事項(音や通行など)
    ここは当日のトラブルを避けるためにも、事前にしっかり確認しておきたいポイントです。

 
撮影当日
当日は、許可書を携帯しながら撮影を行います。

現地では、警察や管理者から確認が入ることもあるため、
申請内容と実際の撮影内容が大きくずれていないことが大切です。

 
ドローン撮影について
スペインでのドローン撮影は、比較的制限が多い分野です。

  • 操縦ライセンス
  • 飛行許可
  • 都市部での追加制限
    などが関係してくるため、特にバルセロナやマドリードのような都市部では事前確認が欠かせません。

 
現場でよくあること
実際の現場では、こんなケースもよくあります。

  • 「小規模だから大丈夫」と思っていたら注意を受ける
  • 三脚を出した時点で撮影扱いになる
  • 許可内容と現場の状況にズレがある
    スペインは比較的柔軟な部分もありますが、その分、現場判断に委ねられることも少なくありません。

 
まとめ
スペインでの撮影許可は、都市や場所ごとにルールが異なる
申請先が分かれている事前準備が重要といった特徴があります。

特に都市部や観光地での撮影では、早めにロケ内容を整理して動き始めることがスムーズな進行につながります!